ものづくりを通じて、
豊かな人材を育み地域経済の発展に寄与することで、
社会と共に発展する企業を目指します。
当社は、ディスプレイやプラスチック・アルミ素材の彫刻・加工から総合樹脂及び非鉄金属の精密加工専門企業として、昭和48年7月に創業致しました。以来お客様のニーズにお応えすることを第一とし、技術の向上と地域社会への貢献に全力を尽くしてまいりました。近年本格的な技術革新の著しいこの業界におきましても、ニーズの多様化が進んでおります。その流れに応えて当社が開発・製品化いたしました点字の触知板、ピン、象眼の実用新案や樹脂・非鉄金属精密加工品に関しましては、おかげさまで現在各方面よりご好評を頂いております。
今後も「人に優しい企業」を目指し福祉関連事業をはじめとした「時代のニーズに沿ったものづくり」を通じて社会から必要とされる企業へ成長すると共に、これまで培った技術・ノウハウをより分かりやすい形で社会に還元することを目標に掲げ、全社一丸となり努力してまいります。
関係各位の皆様よりより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
登米ブラス(名取市) 代表取締役 武山祐樹さん(39)
各界のリーダーに新型コロナ対策を聞くシリーズ。
今回は仙台青年会議所(JC)前理事長で、「登米ブラス」代表取締役の武山祐樹さん(39)です。
-業況は。
亡き父が1973年に興した弊社は、樹脂や非鉄金属の精密加工を専門としています。
登米は父の出身地で、ブラスは造語で「まだ世にない価値を生み出す」との気概を込めたそうです。
現在の取引先は国内外の自動車や半導体メーカー。コロナ禍による取引先の休業や減産で受注は減りましたが、
それでも2割程度。リーマンショックと東日本大震災の経験から対策を取ってきたことが功を奏しました。
-どんな対策を。
一つ目は設備投資を毎年重ね、技術の幅を広げてきたこと。二つ目は協業の強化です。
一つ目と矛盾するようですが、不得意分野まで手を出すのは得策ではないので、例えば板金などは
他社と組むと割り切り、連携に力を入れてきました。
三つ目は顧客の開拓。10年以上前から多様な業種の企業を訪ね、弊社の強みを発信し続けました。結果的に市況に影響されにくい体質になったと思います。
-かねてから在宅勤務を取り入れてきました。
在宅勤務は、機械設備を必要とする町工場では難しいと言われていますが、弊社は15年も前から
実践しています。社員25人のうち、一時は4人が自宅に機械を置き、作業をしていました。
通勤時間がなくなりマイペースで働ける上、出来高払いにした給与は増えました。
弊社は社員の平均年齢が40歳と若く、女性が半数。残業はなく、離職者はほとんどいません。
JCで学んだ組織運営を参考に、現場がより活気づく会社にしていきます。
information
樹脂加工の技術を生かして、飛沫(ひまつ)拡散防止のパーテーションを商品化。
先日、仙台市に80枚、名取市に20枚を寄贈した。
サイズなどはオーダーメードで対応する。連絡先は022(383)5588。
名取市は樹脂加工の登米ブラス(名取市)から、新型コロナウイルスの飛沫感染を防ぐ透明なペット樹脂製の間仕切り板20個の寄贈を受け、庁舎内で活用している。
間仕切り板は縦60センチ、横80センチで、自立する作りになっている。市は本庁舎3階以上にある総務課や商工観光課、政策企画課などで、職員と来庁者が座って接する低いカウンターに置いた。
市役所で4月末にあった贈呈式で、登米ブラスの武山祐樹社長は「職員の安心安全を担保し、市民の感染防止意識も高めたい。間仕切り板が設置してあれば市民も訪れやすいだろう」と話した。
同社は仙台市にも80個を贈り、本庁舎や区役所などの窓口で利用されている。
この度、全国健康保険協会(協会けんぽ)宮城県支部様より職場健康づくり宣言認定書をいただきました。
登米ブラスでは、職員の健康のために、健全で働きやすい職場づくり・健康増進対策に取り組んでいます。
職場健康づくり宣言認定書